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ピアノ協奏曲第1番 (ブラームス) : ミニ英和和英辞書
ピアノ協奏曲第1番 (ブラームス)[ぴあのきょうそうきょくだい1ばん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [きょう]
  1. (n-suf,n-pref) cooperation 
協奏曲 : [きょうそうきょく]
 【名詞】 1. concerto 
奏曲 : [そうきょく]
 (n) (abbr) sonata
: [きょく, くせ]
 【名詞】 1. a habit (often a bad habit, i.e. vice) 2. peculiarity
: [だい]
 (n,pref) ordinal
: [ばん]
 【名詞】 1. (1) watch 2. guard 3. lookout 4. (2) bout, match (sumo) 5. (3) (one's) turn
ブラームス : [ぶらーむす]
 (n) Brahms, (n) Brahms
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ピアノ協奏曲第1番 (ブラームス) : ウィキペディア日本語版
ピアノ協奏曲第1番 (ブラームス)[ぴあのきょうそうきょくだい1ばん]

ピアノ協奏曲第1番 ニ短調作品15は、ヨハネス・ブラームスの初期の代表的作品の一つで、最初に作曲された協奏曲管弦楽曲としても『セレナード第1番』の次に書き上げられ、1857年に完成された。
*原語曲名:(ドイツ語
*作曲時期:1854年から1857年
*初演:1859年1月22日ハノーファーにて、作曲者ブラームス自身の独奏ピアノ、ヨーゼフ・ヨアヒム指揮による。
完成当時は評価が芳しくなかった。ハノーファー初演は一応成功したものの、5日後のライプツィヒ初演が行われたとき、聴衆は退屈のあまりに非難の野次を飛ばしたという。ブラームスはヨアヒムに宛てて「僕はただわが道を行くだけです」と書き送ったが、悲しげに「それにつけても野次の多さよ!」と付け加えている。
== 作曲の経緯 ==
ブラームスは最初からピアノ協奏曲を書こうとしたわけではなく、紆余曲折を経て完成している。
元々は1854年3月に3楽章構成の『2台のピアノのためのソナタ』として書き上げられたものが原型である。しかしブラームスはクララ・シューマンと何度か試奏してピアノという形に不満を抱きはじめ、1854年の7月には交響曲に書き直そうと考えてオーケストレーションに取りかかったが、この作業にも行き詰まってしまう。
だが1855年2月に協奏曲にしたらとひらめいたことで〔当時クララ・シューマンへ「行き詰まった交響曲を、『恐ろしく重い協奏曲』に直して自分で弾いている夢を見ました。我ながら感動してしまいました」という趣旨の手紙も書いている〕現在のスタイルの外形が出来上がった。ただしこの時点では、第2楽章は最終的なものとは別(スケルツォ)だった。
さらに、クララ・シューマンや親友のヨーゼフ・ヨアヒムの助言を受け、彼らが納得いくまでブラームスは改訂を加えている。クララによれば第1楽章は1856年10月1日に完成、そしてブラームスの私信によればフィナーレは12月、そして新たに書き出した第2楽章は1857年1月に完成している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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